血塗られた二体の生ける屍
封鎖された七階執務室と地下備品倉庫を血に染める死者蘇生──真夜中のオフィスで若手社員を襲う二大怨霊の狂気

「……佐々木くん……邪魔者は消したわ……永遠に一緒よ……」
深夜のさいたま新都心、冷たい群青の闇に沈むオフィスビルの七階。
消灯されたフロアに響き渡る異様な物音と、地下備品倉庫の暗がりから点々と伸びる赤黒い足跡。
みんなも深夜残業のオフィスに現れる「生ける屍の都市伝説」、一度は耳にしたことがあるんじゃないかな?
舞台は埼玉県さいたま市。
不慮の事故により地下倉庫へ隠されたはずの女性社員の遺体が、首をあり得ない角度に折り曲げた「ゾンビ」として蘇生。
さらに逃げ惑う若手社員の前に立ちはだかったのは、首元を噛み裂かれ、同じく生ける屍へと変貌を遂げたエリート女性上司だった──。
暗黒のオフィスに響き渡る二体の屍人の咆哮と、逃げ場なき七階の密室。
深夜の執務室を血に染める戦慄の逃走劇、その真相に迫ってみよう!